2週間ぶりに夫が帰ってきた。無事でよかった。
2021年、家族がいちど離れるときの緊張感が半端じゃない。
今月は義理の両親も中国に戻る予定。次はいつ会えるのか、未来はどんな状況なのか。大使館指定のクリニックで検査の予約をする。
午後からいま作っている本のリモート会議。疑問に思った部分を全て説明してもらえてありがたい。著者に決定権があるわけではないとわかっているつもりだけど、できれば納得はしたい。リモートでもコミュニケーションを重ねることに大きな意味がある。
しおりに「最近、日記映画を考える時に『メッセージ』という映画のことがよく頭にある」と言ったら即座に観てくれて嬉しかった。私も初めてこの映画を観た時に、主人公と同じようにまったく新しい時間感覚がインストールされたと感じた。
日記映画の新しいアイデアが浮かぶ。1本の映画にする前にまず断片的な素材を集めてインスタレーションを作るのはどうか。ひとつの空間にいくつものモニター、複数人の声が同時にあちこちから聞こえてきて交差する。実際の日記や本も置きたい。その展示の様子も撮影して映画に組み込む。ねらいは、実践しながら観察すること。歴史実践のリアルタイム版?言葉が矛盾しすぎているか。
ラジオを収録する。後半、用意していたオチを忘れて真剣に話しすぎて反省。あの人が心配するかなとかあの人のことかなとか関係ない人が思うかなとか。将来ウィークポイントになるかなとか引かれるかなとか。録り直そうか迷う。でも気力は残っていない。明日まだ気になっていたら録ろう。
