朝一番に動物園へ。入り口で人の多さにビビり、入園を諦める。この暑さで小さい子らにマスクをしろというのも酷な話。関東は昨日梅雨明け。青空に誘われるように出てくる人が増えた。しかたなく近くの地味な公園でバッタやあおむし、リスのオブジェを見て、動物園みたいなもんだね、とお茶を濁す。
帰宅してシャワーを浴び、庭で収穫した野菜の天ぷらとそうめんを急いで準備する。今日は輪切りにしたらほぼ腕輪みたいな巨大ゴーヤがとれた。
太陽にあたりすぎて、体に熱がたまっているのがわかる。頭も痛いからぐぐーっと寝る。
起きて原稿の準備と、しおりから送られてきた編集の細かいチェック。
土日になにもかも進めようと思っていたのに進んでない。
音声ガイドの初仕事が配信開始になっているのを発見。なんともうれしい。
開会式まであと5日。今日の東京の新規感染者数は1410人、選手村でも初めて1人陽性、オリンピック関係者が新たに15人感染。
昨日からウガンダの選手が行方不明になっているのも気になっている。オリンピックの代表候補に選ばれる選手でも生活が苦しく、難民として国外で生きていくしかないという厳しい現実。彼はいつからこのことを考えていたのだろう。こういうことって、オリンピックではたまに起こることなのか? 開催国で、コロナ禍だから耳に入ってきただけで。
世界でも類を見ないほど難民認定のハードルが高い日本で、VIPだけは最高のおもてなし、という現状にはやっぱり違和感がある。
ウガンダからやってきた彼はいまどこで何をしているのか。
編集者の友人と電話で話す。友人だからってわがままを言っている気がする。カルチャーショックをあおってコンテンツとして消費するのではなく、ひたすら異文化との境界のあわいをえがく本にしたい、と話す。
今日見た「動物」。うさぎみたいなあおむし。