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minami

せめぎあい

7/16(土)


情報解禁日でそわそわ。家族はお寺と公園に行ったけど私だけ留守番。最終チェックが終わらない。なんでこんなに終わらないんだろう。なんで毎回真剣に確認してるのにまだ修正点があるんだろう。自分が不思議。


友達から「気が狂いそう!!!」と長文のメッセージ。同じ立場だったらとっくに逃げ出しているだろう。ケアは精神論じゃ語れない。


心優しい人々との間にできてしまった深い谷のようなものを覗き込んでは果てしない気持ちになる。心優しい人とは、ただただ亡くなった人のことは悪く言っちゃダメだよと信じて疑わない人たち。ショックだとか悲しいっていう感情は引力が強い。感情と距離を取ると、ひどい人間だと思われる。「もういいかげんにして」と叫んでいる人がいた。


なんかすごい複雑なことが起こってる。何かが暴かれるのか、隠されるのか。大衆の感情のうねりも感じる。なにとなにとなにがあってこうなったのか、自分で覚えておかないと、教科書の1行になって終わってしまう。あたらしい物語がせめぎあっている。


新刊の、宗教について言及した箇所を何度も修正する。どんな言い方でも足りない。


私がバリカンで剃った子の頭、髪が短くなっただけで毛の硬さも匂いも変わった気がするのがおもしろい。細くて少なくてさらさらだったのに、剛毛で多い。適当に剃っても髪型っぽくなるんだなって毎日感心している。


体重落ちすぎたからハーゲンダッツとトンカツを食べる。













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