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大正12年、外蒙古

更新日:2021年12月31日

12/29(水)晴


1:45  職場のオンライン忘年会、ホスト退出とともにミーティング強制終了。OGは、今年モルカーにハマっていた。


11:00 エアコン、窓拭き掃除、カーテン洗濯。

去年は大掃除をする間もなく、本作りで年が開けた。2年ぶりに窓を拭くと、部屋が心なしか明るくなったような気がする。来年は部屋にグリーンを増やしたい。


14:00 東上野ROUTE BOOKSで画家の津絵太陽さんと待ち合わせ。先週、オーナーの丸野さんが、奄美出身と知った。津絵さんは宮崎出身だし、南に縁のある場所で、来年の取材に向けて打ち合わせ。津絵さんは、分厚い3冊の制作ファイルを見せてくれた。それぞれの表紙には、リサーチ開始の年月が筆ペンで大きく記されている。リサーチの経過は、時系列順に日付入りで細かく記されていて驚愕する。制作日誌をリアルタイムでつけることができること、素晴らしいファイリング能力。爪の垢を煎じて飲みたい。。


夏の大きな個展を終えてから、ほぼ筆を持たず、ひたすらモンゴルの歴史を学んでいるという。何度も引き直された国境線、「部」「県」「盟」と時代によって変わる区域の名称など、すべて手書きで地図に記しながら覚えていく地道な作業の軌跡。複雑なモンゴル史の学び直しをはじめた津絵さんが手繰り寄せる記憶と記録の断片の中に、次の作品が浮かび上がる。大正12年にモンゴル語で書かれた外交文書は、旧字で書かれているから内モンゴル出身の人も読むのに難儀するらしい。

哲里木盟(ジリムアイマック)、ブリヤート共和国、ハルハ廟事件、ノモンハン。

どこから学び始めたら良いのか途方に暮れるけれど、私もリサーチ記録をつけていこう。


17:00 コレド室町の誠品書店で呉明益作品を読む。『眠りの航路』は、大和市の海軍工廠で少年工をしていたお父さんのルーツにまつわる話。台湾少年工慰霊碑が、大和駅近くにあることをGoogle mapで確認する。


18:30 三越前のレストランで、法律事務所の先生と先生の友人塩原先生と、塩原ゼミの後輩みどりちゃんの結婚祝いディナー。「タリナイ」公開直前、口座残高の数字が4桁になったことがあった。トークに出演してくれた塩原先生に、小遣い稼ぎの仕事を探していると言ったら、先生の友人で、弁護士の先生の仕事を紹介してくれた。それがもう3年前か。先生は娘さんとかけっこすると、負けるようになったと悔しがっている。志木高出身の塩原先生と、志木高生と先生の話ができてうれしい。大学では親の所得制限を設定して、対象者を限定したにもかかわらず、コロナ禍の生活支援で実施した弁当の配布に、500個の弁当が30分ほどで売り切れたという。休学者も例年の二倍ほどいるそう。平時でも肩身が狭い思いをした学生生活。キャンパスにもオンラインにも居場所がない学生は、どこにいるのか。三田キャンパスで塩原ゼミという居場所を見つけられた私は、本当にラッキーだった。


22:45 銀座線のホームで別れ難く、反対側の電車に乗って、南北線のホームまで塩原先生を見送る。



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