しおりが書かないから私が更新しちゃうぞー!いぇーい!
これは春眠舎の、気の抜けた記録用日記なので。せめて覚えていることを書いておこうと。
だってしおりは忙しいんです。
新刊のトークイベントや取材もたくさんあるし、執筆しなきゃいけない原稿もあるし、しかも4月から字幕ガイドの養成講座、ニヴフ語の講座、手話の講座を受けている。もちろん働きながら。
忙しすぎるやろ。でも全部楽しいんです。彼女に趣味はないそうです。あるのはライフワークだけ。ものすごく楽しいんです。
そんななか、一番やらなきゃいけないことは新作『keememej』の編集という!!映画の編集なんて、ほかになにひとつ予定がなくてもものすごく時間がかかる作業。
『タリナイ』ではよく編集合宿をしていたね。もう3日、しおりがうちから帰らない。でもそろそろ帰ったら?とは言いづらい。しおりが私の家を出発し私のワンピースを着て岩井俊二監督に会いに行っていた。黒いフクロウのワンピース。似合ってました。
深夜まで一緒に編集できた日々は、いま思うと本当にかけがえなかったね。
今回は基本リモート。前回顔を合わせて編集したのはなんと去年の3月なんだよね。今回も、すごく時間をかけて作っているな。時間がたてばたつほど俯瞰で見られるようになったりバランスがわかるようになっていく利点もある。
最近はしおりが編集してアップロード、つぎに私がコメントを入れていって、それを見ながらリモートミーティング。またしおりが編集。また私が意見、という、繰り返し。会わなくても進められるというのは便利な世の中ではあるが、しおりの労力がさらにかかる方法だ。本当は夜食作ってあげたいしワンピース貸してあげたいよ。
そんなわけでしおりは忙しいんです。
新作の完成、バリアフリー化、公開、公開イベント、DVD発売、それを全部この半年以内にやろうとしている、無茶苦茶な我々。しかも、しかもですよ。『keememej』の次の新作も準備しているんです。無茶だ。しかもしおりの心はけっこうそこに注力してたりする。なんでだよ。いや、でもわかる。すごく「いま」が大事な作品だから!
こんなに手一杯でも、しおりはまだまだ先の夢をどんどん語る。風呂敷を広げ続ける。ありがとね。
まあ交換日記だけど、書ける人が書きたいときに、ゆるく記録していければいいよね。
そんなこと言いつつ、妙にタイミングいいんだか悪いんだかでしおりが同時に日記を更新していたりして。とか思う。ドキドキ。
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