8月3日(火)
「マーシャルの人は、日本語の歌を楽しそうに歌っているけれど、いろんな感情があるなと思って…(中略)悪いことをした人たちでも、マーシャル人みたいに思いやりを大切にすれば、誰とでも仲良くなれると思う。」
『タリナイ』長崎上映会に家族を誘って観に来てくれた前田真里さんが、夏休みに家族で『keememej』を見たと連絡をくれた。
一緒に観てくれた甥っ子さんの感想動画に、朝から胸を打たれる。長崎原爆資料館での『タリナイ』上映後、「どうしてあのまま大砲は残っているの?」と、問いを投げかけてくれた当時、10歳。まだあどけなさが残っていた。
中学生になった今日はバスケ、空手、塾と忙しい一日であったにもかかわらず、最後まで真剣に観て、マーシャルの人の気持ちを考えながら見たと、血がかよったことばで感想を伝えてくれた。
マーガレットハウエルの藍染コレクションのプロモーション記事、ハッシュタグ#MHL🇲🇭 。マーシャル諸島の国旗の絵文字を多用している。なぜ?
昨日みなみが自治体のワクチン予約状況ページを教えてくれた。どこにこんなページがあったんだ。来週まで空きの○が並んでいる。追加募集があることを知らない人は多そう。
16時半、1回目のワクチン接種。
接種会場まで自転車で15分。信号待ちの間、呼吸困難&脱水症状気味でセブンに立ち寄ってアクエリアスを買い求める。今、都内で陽性者に遭遇する確率は、コンビニを目にする確率とほぼ同じらしい。
同僚が接触感染通知アプリCOCOAで接触通知が来たから、観察期間に入ると報告していた。私は昨年二度振り回された挙句、誤作動が絶えず心配を煽るだけのアプリをアンインストールした。
久しぶりに聞くココアという響き。接触通知が来ても、無症状であれば検査の対象にすら今はならないとのこと。
家を出る前に体温計で熱を測った。
左36.8℃。右37.0℃。普通に微熱。夏バテ気味ではあるけれど。
接種会場で腕にピッとあてる体温計で測ってもらったら、36.2℃だった。念の為もういちどお願いしたら、36.4℃。大丈夫ですね、と次の部屋へ通される。
選挙スタッフ並みに人が多い。だけど、通されるのは私だけ。最後までVIP待遇。
注射はあまりに一瞬で、ほんとにワクチンを注入されたのかを疑った。
15分待機して、帰路の途中、幼なじみの義理家族の和菓子屋さんでわらび餅を買う。
お店番をしていた義理のお姉さん、モデルナ・アームを見せてくれる。打った数日後は腕の痛みを少し感じるくらいだったのに、一週間後、突然赤くなって熱を持ってきたと。
それよりもおそろしいと感じたのは、ママ友のほとんどがワクチンを打っていないという話。両親と二世帯暮らしをしているママ友には打っている人もいるけれど、核家族の世帯は、副反応が出ても誰も子どもの面倒を見れないし、仕事に行けなくなる。そのリスクを背負ってまでワクチンを打つことはできないというのが理由だそう。
モデルナかファイザーか、の違いについては、明治のチョコレートか、森永か、の違いくらいしか変わらないとママ友から聞いたとも教えてもらった。数年後、この話を思い出す時は、どんなときだろうと思いながら聞いた。
17時半からのオンラインmtgに間に合うように急ぎ帰宅。のはずが、途中道を間違えたようで、遠回りしてギリギリ5分前に帰宅。「共生」ということばから、歴史実践、表現、マーシャルとの出会いを振り返る。
20時から第二次今野書店フェア壁新聞mtg。次は印象を変えよう。イラスト画に添えることばを選んで、岡田さんと後藤さんに送る。
左腕が痛くなってきた。倦怠感とはこれか。
明日、仕事後に今野書店へ行きたい。返信できていないメールを明日には返したいと思いながら、眠る。
Comments