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26周年

shiori

7/9(土)晴


身体が重い。電車の中で読もうと思ったものは読めず、窓の向こうを眺めて目を閉じる。

なるべくニュースを目にしないようにと思いつつ、最新記事の見出しが目に入ると読んでしまう。最初に頭によぎった犯行動機ではなさそうなことがどんどん明らかになる。

この時代に毎日日記をつけることは、後から思いもよらない意味合いを持つことにもなるんだろう。


「女性の日記から学ぶ会」26周年、総会から参加。

駅近くの花屋でひまわりのブーケを作ってもらう。

去年は定員8人ほどしか部屋に入れず、廊下で聞き耳を立てて参加していた人もいた総会。今年は18人全員部屋に入れた。感染防止対策のシートも1/4ほど小さくなっていて、ピアノに接触禁止の紙も外されていた。


11時、新しくできた近くのベトナム料理やでランチ。


午後のつどい、12時半から16時半まで。

講演「日記と家族」

事例発表「父と家族の闘病日記」「姑の日記を読む」「母の日記を読む」「祖父の日記を読む」「育児日記に見る子育ての変遷」

講演「日記研究の広がり」

充実の4時間。事例発表5人のうち、急遽、代読者による発表が3名。残念だなと思ったけれど、代読とても良かった。2人の発表で泣いた。

コロナ禍に入ったばかりの頃、えりかさんに解体する祖父の家から日記をレスキューする話を聞いたのが2年前。超メモ魔のおじいちゃん。カラフルで書き方も自由なノートの使い方に圧倒される。自著の構想ノート、日付があれば日記に分類できるか。日記という枠を超えたスケールの書きぶりから、おじいちゃんのハートもさぞ大きかったんだろうと思う。

日記と一緒にレスキューした、おばあちゃんの青いワンピースをえりかさん着用。とってもよく似合っていた。おばあちゃんは自分のために綺麗な服を買うような人じゃなかったから、きっとおじいちゃんが買ってあげていたんだと思う。ってすごい。


一番若い3歳の会員、はんなちゃんがめちゃめちゃ可愛いかった。

朝から一日「帰りたい」と一言も言わず、パパが司会をしている間に初めて会う人の膝の上で爆睡できるってすごい。一緒に熱帯の魚を見た。宇宙まで行ったことあるんだけど、いつだったかは憶えてないと言っていた。


案内板からつどいの目録まで、目に入る文字すべてが毛筆であることもいいなと思った。

継承したいことの一つ。


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