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Story

 
1945年4月。
ひとりの日本兵が戦地マーシャル諸島で命を落とした。
補給が絶たれたことによる飢えであった。
亡くなる数時間前まで書かれた日記と遺言は
戦後奇跡的に生き残った戦友から遺族のもとへ届けられた。
2016年4月。
74歳になった息子は
マーシャル在住歴のある若者3人とともに
父が過ごした最期の地をめぐる旅に出た。
今もなお戦跡とともに暮らす島のひとびと。
マーシャル語の中に残る日本語。
​「タリナイ」が意味するもの。
わたしたちが忘れようとしてきた記憶が
さまざまなかかたちで問いかけてくる。
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《マーシャル諸島​共和国》​
人口約5万人
そのうち約3分の2は米国本土やハワイ、グアムで暮らす
29の環礁と1200以上の島々からなる島嶼国
日本の委任統治時代は
南洋群島のマーシャル群島と呼ばれていた
アジア・太平洋戦争では約2万人の兵士がマーシャル諸島で命を落とした
現在は世界有数のダイビングスポット
 
モモタロウ、カネコ、ヤマムラなど
​日本にルーツをもつマーシャル人も多い