きれいな緑
1/20(木)晴
大寒。
おやつに沖永良部島の郷土料理やちむちを作って食べる。
フライパンで焼く黒糖のホットケーキ。「めんしょうり」は、島の方言で「ようこそ」。
沖縄の「めんそーれ」に似てる。
ETV特集「精神科病棟×新型コロナ」の再放送を録画で観る。
普段のニュースでも、伝えてほしいこと。
「自分の問題とは、みんな考えたくない」
「塀の向こう側にあるものをみんな見たくない。自分が怖いものを。」
「弱い立場の人たちに、しわ寄せがいくようになっている社会が、セーフティーネットをどんどん細らせていることをもう一度思い出すべき」
都立松沢病院院長(当時)の言葉が胸に刺さる。
人間はそれぞれにゆがんだ精神を持って生きていて、正常な精神を持つ人なんていない。
それでも社会は、精神病患者を「きれいな緑」の向こう側に隔離する。「正常な社会」を機能させるために。目隠しの緑を増やすことで、安心を手に入れる。それは一部の人のための社会。
都の警戒レベル最高位。
わずか数日で、濃厚接触者の定義が変わった。同居者も濃厚接触者にならないらしい。
保健所から陽性者への連絡も滞り始めている。
政府の分科会は、若い世代は検査なし、自宅療養のセルフケアを提言した。
聞こえのよいセルフケアは、「きれいな緑」か。
