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minami

こぼれるのをながめる

4/23(土)


昨日あんなに爆発しそうだったのに、落ち着いてスケジュールを組み立てていたら思ったより平気そうだった。爆発しそうな時は全体像が見えてないだけで闇雲に焦っていることが多いから、まず計画を決めて、そしてさっさと寝よう。


午前中、企画書をたくさんつくる。この世で数人しか見ないけどある程度自分が満足できないと終わらせられない。もっと手を抜いた方がいい。


午後、連載の原稿を仕上げる。ポストに投函ついでに散歩、誰もいない道を踊りながら歩く。縄跳び。


夜に聴いたポッドキャストの内容が刺さった。「職域を意識すること。アサインされていない業務に手を出さない。机からコップが落ちそうになっているとつい手を出してしまう人がいるが、コップが落ちて水がこぼれるところをながめる訓練が必要。誰もが仕事に全力を出したいと思っているわけではない。できるだけ力を使いたくないと思っている人もいるし、それは悪いことじゃない。仕事への向き合い方で人間性を決め付けてはいけない。やりとりのなかで責められてると思うとすぐ保身に走る人がいるが、付き合いづらい。」

全部わかる。こぼれるのをながめる練習をしよう……

多分いまの慌ただしさは半分以上自分のせい。たかが仕事だ。散歩の方が大事。


しかしこと「作品」となると話は変わってくるところもある。

思い通りにならなくてもまあいいか、と割り切れない。でもそこは気の合う人、志が近い人と組む、信頼できる仲間を集めることでだいたい解決する。


夜、友人とお電話。毎回着地点が「それにしてもお寿司食べたい」だ。





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