ひとりでは続かない日記を書くということを、みなみと日替わりで書き始めて1ヶ月が経った。
日替わりだから、わたしが書かないとみなみにバトンを渡せない。
続けるためのシステムとしては、今のところ成功している。
毎日のニュースに動じず生きることが難しい。気がつけば朝から晩まで毒々しい気持ちで満たされてしまう日がつづく。
そんな毎日をどう生きたか。生きようとしたのか。あとから振り返った時に、あの時書き残しておけばよかったと、きっと思う。
と思って、今編集している映画keememejの次に、日記の映画をつくることにした。
忘れもしない2020年4月1日。マスク2枚の速報が流れた日に。
日記の可能性を知りたいなら、自分たちも日記を書くことを実践していた方がいい。
と思い、去年の今頃、毎日日記を書いていた。書くことでなんとか今日も生きたという証を確かめる。行き場のない気持ちを鎮める。書くという行為が、薬のようだった。次第に日記を書かなくても大丈夫になると、平常心を取り戻せた気がした。そして、日記を書かなくなった。
今日は寝不足で朝から頭痛。小雨も降ったり止んだりで、Tシャツ一枚では肌寒かった。
移動中の電車でも座って本を開いたら眠ってしまい、途中で乗り換えるはずが終電まで行ってしまった。
4月に携帯を変えて、データ容量を一番小さいプランにしたら、数日前から通信速度制限がかかってしまった。低速ではファイル容量が大きいデータの確認ができない。昼休み、Wi-Fiを捕まえに外へ出る。
夕方、事務仕事をしながらまた睡魔に襲われる。ふと携帯を見ると、幼なじみが無事に出産したと赤子の写真が送られてきた。おとうさんにそっくり。眠気が吹き飛ぶ。
低気圧のせいなのか、生理痛か、身体の倦怠感と頭痛がピークで帰宅後1時間倒れる。
焼き魚を食べながら、五輪開催中は山手線が午前2時まで運転するとの報せに箸が止まる。
42度の湯船に浸かりながら、頭皮を刺激するプラスチックのツボスパヘッドで、目尻周りと後頭部を入念にマッサージする。60%くらい回復する。
20時半からみなみとzoomで編集会議。
『タリナイ』ではできなかったことを、なぜ『keememej』ではできるのか。
ことばのキャッチボールの中で、これしかないと思える解にたどりつく。前回からまたラストシーンが変わった。2時間ほどで会議終了。100%回復して、編集の続きをする。
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