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minami

アルマゲドンでもない限り



じゃがいもの花が咲いた。

小さな黒い蝶が、うす紫の花びらにたまった朝露を飲みにきた。


小型ドローンみたいな安定飛行の蜂や、無数のあおむしもいる。

虫は得意じゃなかったけど、自分が育てた植物に虫が集まるのを見るのは好きだ。

初めての気持ち。


朝の収穫。コカブ、ラディッシュ、ルッコラ、シソ、バジル、ミント、フェンネル、ディル、パクチー、パセリ、サンチュレタス、リーフレタス。また人に送る準備をする。

息ができるようにダンボールにたくさん穴を開ける。いやがらせだと思われそうな見た目になった。

ダンボールにそのまま野菜を入れると、すぐに水分が奪われてしまう。なるべくビニールを使わずに送る方法を模索中。


朝から何も食べずに畑に出ていたので、昼ごはんの直前のよくわからない時間にカップやきそばを食べる。カップやきそばを食べている時、いちばんおいしさを感じている部分は歯。次に脳。


昨日からオンラインショップで「Go to タイムトラベルキャンペーン」をはじめた。注文の品の発送準備をする。


おなかいっぱい、と思いながらエビとセロリ炒め、イカの煮付け、チキン香菜あえ、大根スープを作る。食べてもらい、ちょっと横になる。

I don't wanna close my eyes〜と口ずさみながら寝る。

10分ほどで起き上がる。


仕事、はかどらず。

締め切り、あす。


畑から50センチはありそうな小松菜をとってくる。立派な葉っぱはどれも精巧なレースカーテンのような、虫食い。虫食い部分をハサミで切って、ほぼ茎メインの小松菜をオイスター炒めにする。ジャンクな気分が続いているのでフライドポテトも揚げる。あとキャベツのアンチョビ炒め。


原稿……と思いながらお風呂に入る。原稿……と思いながらビールを飲む。原稿……と思いながら日記を書く(いまここ)


最後にタイトルをつける(消えてなくてよかった)

「アルマゲドンでもない限り」という衝撃的なフレーズを引用してみたら、おもしろい言葉に思えてきた。

アルマゲドンでもない限り、という詩を書いてみて、消す(本当のいまここ)


仕事する!

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