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不安な気持ちでかわいくない切手を貼る

  • minami
  • 2022年6月21日
  • 読了時間: 2分

6/20(月)

子が発熱。小さい子が熱を出すなんて日常茶飯事のはずなのに、すわコロナかと慌ててしまう。様々なことが頭をよぎった。この2年超のひとつひとつの選択。本当にこれでよかったのか。後遺症の可能性はあるのか。陽性だと決まったわけでもないのに涙が出た。

自宅にあったPCRキットで検査をする。唾液で調べるタイプだけど、つばを出させるのがなかなか難しい。あの口の中の絶妙な動きのコツってどうやって教えればいいんだろう。「ここに大きなレモンがあるよ」「ぎゅーってしぼるよ」「ほらすっぱい!」必死に架空の巨大レモンを絞っている私の口の中が唾液でいっぱいになる。

郵送するために切手が必要なのにかわいいのしかない。「日本の食べ物切手シール福岡編」から、もっともかわいいものだけを手元に残して5枚PCR郵送に捧げる。 昼寝をしている様子がいつもと違う感じがする。寝ぼけているのか意識朦朧としているのか。このピクつきはなんだろう。怖い。


病院へ。発熱していることを事前に伝えたので、ほかのコロナ疑いの人たちと一緒になるかも。もしかしたらコロナじゃないのにわざわざリスクの高い場所に行くことになるかもしれない。これでいいのかいつもわからない。お医者さんに見せたら、「99%コロナではないですねぇ」とのこと。 病院の横の処方せん薬局が混雑していたので家の近くの薬局へ。すると、小児科の近くの薬局じゃないとこども用の薬の準備がありませんよと言われる。ほー。そういうものなのか。紹介してもらって私だけ2キロ先の薬局へ行く。1日なにもできなかったが、そんななか一人散歩の時間ができたことだけはラッキーだった。家の体温計がいまいち信頼できない気がしたので新しく買った。 21時もう眠い。本当は読書などしたいがなにもする気が起きない。じゃあ早く寝ればいいのにゲームをした。なにも考えたくなかった。

杉並区長選、187票差で決まる。元杉並区民なのでとても身近な出来事に感じた。東京23区・史上3人目の女性区長。

これから選挙が続く。たった187差で運命が変わることもぜんぜんある。改めて、投票に行こうと呼びかけるのも忘れないようにしようと思った。



 
 

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