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minami

歩いてるチーズケーキ

6/16(木)くもり 


木曜日はラジオの日。夜までに原稿を完成させ、かつ収録用に体力を温存しなきゃいけない。収録が終わるとまた1週間が終わりそうだな、と肩の力が抜ける。


朝、大きな駅まで散歩。展望台に登ろうとしてやめる。

野菜の直売所に行く。すごく安い!と聞いていたけれど、ほうれんそうとか、近くのスーパーのほうが安いよってものもけっこうあった。種類は豊富。小学生の腕ぐらいあるズッキーニを買う。とうもろこし、皮をむいた安いものを買おうとしたら「お母さんはこっちのほうが好きだから」と皮付きをカゴに入れられる。トトロのメイちゃんが頭にうかぶ。


選曲に時間をかけすぎかもしれない。放送時間が縮小してから、絶対に100パーセント大満足の曲を流したいという気持ちになった。歩きながら、作業しながら、3日くらいかけて2曲を選ぶ。


忘れたいことがあり、夕方も散歩した。まあ仕方ないよなとか、挑戦しなくてもよかったなとか、でも無謀なこともし続けた方がいいよなとかぐるぐる考える。早く忘れて、なんだっけ?っていう境地に行きたい。

この都市で一番大きな書店に行く。広い、人が少ない、静か。敷地が広すぎてガラガラの棚もある。世界が終わった後の新宿かと思った。楽園をみつけた。ぜったいなくならないでほしい。

私の本も棚差しで1冊だけあった。この街に私の本がある本屋さんがあったのね。帯を書かせてもらった本も目立つところにあって、私の言葉を、そうとは知らない店員さんがポップにしてくれていた。生き返る。元気がなくなることもあったけれど、気持ちのいい本屋さんに自分がちょっとだけ、わずかに散らばっている、ということで回復した。これからもこうだったらいいな、と思えた。本屋さんでたまにちょこっとだけ会える。本屋が好きだなあ。


遠くの洋菓子店でケーキを2つ買って、家でシャワーを浴びた後2つとも一人で食べた。チョコケーキの、ジャリっとした土台がおいしかった。レモンチーズケーキの酸味とコクがちょうど一口ごとに交互にやってくる感じも。本当に交互。歩いているみたい。いつもより200円高いケーキは味が複雑。

気づけば1万5000歩も歩いていた日。今度この街の暗渠も探してみよう。


リングフィットアドベンチャーを始める。え、たのしい。やりがいありすぎ。みんなこんな楽しいことしてたのか。








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