真夜中の救急車のサイレンがここ数日よく聞こえる。
昨夜Yahooニュースで「内部資料が明かす植松聖死刑囚と津久井やまゆり園の支援の実態」を読んだ。植松が支援員時代に書いたヒヤリハット報告の的確さ、職場で冷遇されていたにもかかわらず、上司や職場への不満がないという点について考える。
一日テレワーク。4日後の配信に向けて、映画の編集を進める。
フリーソフトで限界がある音処理について、救いの手がのびた。甘えて、急ぎ音源を送る。
コロナについて初期から危機感を持って伝えてきているように見えた朝のニュース番組が、オリンピックの話を1時間半弱していた。SNSでは「手のひら返し」だという抗議の声であふれている。
SNSを開くと、軍用機と色をつけた雲の写真が、レコメンドとして目に入るようになった。昼休み、八方塞がり感でふて寝する。
紙面で読んでいる新聞の一面記事も、五輪の祝祭ムード。都内では仕事や住まいを失った400人が食料配布会場に並んだことを一面で伝える他紙の購読を真剣に考える。
台風上陸に備えて、みなみからもらったジャンボピーマンに支柱を立てる。
実がついてきた。どんぐりみたいな小さい実は上向きについてから、重力で下がることを知る。
モロヘイヤの葉を剪定し、モロヘイヤとトマトと卵のスープを作る。
黒い雨上告断念の速報が入る。
ずっと発送しようと思っていたものを発送する。すこしだけ部屋が片付く。
奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島が世界自然遺産に登録の速報が入る。
奄美大島在住の友人が、島では花火が上がり、放送が流れていると教えてくれる。
19時からオンラインで手話講座。
「誰?」という手話は右手のひらの指の裏を右頬に当てる。由来を尋ねたら、目が不自由な人が人の顔を認識する時に、頬を触る仕草からとのこと。
昼過ぎまで、野菜の近況と映画の編集について連絡をしていたみなみから、
19:35メッセージが入る。
体調わるく、いま救急病院
へんじおそくなる
そこから生きた心地がしないまま、次の連絡を祈りながら待つ。