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祈りのシャインマスカット


朝6時すぎ。義母が「どうしよう、お父さんがマスクをせずに散歩にでかけてしまった」と言っている声で目覚める。急いで連絡して戻ってきてもらう。心配で眠気が去りそうになるけれど、日曜の朝だから人も少ないだろう……と自分に言い聞かせることで二度寝に成功する。


だらだらしつつ、今日は英語から。もはや、いつどこの国に住むことになるかわからないから、最近また少しずつ勉強している。成績や試験やキャリアのためじゃなく生活のために学ぶ英語は楽しい。これまでの英語学習にはずっと要らないプレッシャーがあったのだと気づく。


タイムトラベラー養成講座の対談をやっと1つまとめる。どこから手をつけていいのかわからなかったけれど一応読める形にまで持ってこられた。もっと手際よくなりたい。それにしてもこの作業を通して、会話を文字にすることのインパクトを改めて感じている。話している時はわかったつもりになって共感していても、文字にすると相手が実はもっともっと恐ろしいほど奥深いことを語っていたのだと時間差で理解する。私は常に何もわかってないな。これを改めて感じてから、他者との会話がこれまで以上に尊いものになった。


義理の両親が中国に帰る前に挨拶をしようと、実家の両親が家の前まで来た。窓からみんなで顔を出して少し話す。痩せたと聞いていた父、実際に見ると本当に痩せていた。写真やテレビ電話でも見ていたけれど、その人のかたち、というのはやっぱり実際に会わないとつかめない。

嬉しいことに、シャインマスカットを持って来てくれた。実際には義理の両親への贈り物、ということになるが、多分私も食べていいだろう。そうだよね? 最高だ。祈りが通じた。


ネットスーパーの果物コーナーにある桃(2個1000円)とシャインマスカット(ひと房1600円)を買い物のたびにうっとり見つめていた。絶対においしいけど、いくらなんでも高すぎる。自分で買ったら「高かったな……」という意識が邪魔して、きっとおいしさに集中できない。だから、何かの拍子にもらえますようにと心の中で頻繁に願っていたのだ。桃は夏におばあちゃんが送ってくれた(これは祈りというより、ねだった。なにがいい?と聞かれたので……)。そして今日、晴れて今年初のシャインマスカットに出会うことができたのだ。おめでとう。


私が日々、桃とシャインマスカットを買いたい気持ちを我慢しているとも知らず、おととい夫が1パック1800円の牛肉(量少ない)を2パック買っていたのはちょっと許しがたかった。わざわざ、今日は贅沢しよう、と思って買ったならまだいい。違う。確実に間違えて買っていたのでカッとなった。ちょっと震えながら「ねえ、高級な肉をそうとは知らず買ってしまってるよ……2パックで4000円になってしまってるよ……」と言ったらかなりおどろいていた。火鍋に入れて、大事に食べた。


木曜に提出した音声ガイドの原稿が戻って来て「(藤岡の原稿の中で)これまでで一番、監修にかかる時間が少なかったです」と、多分褒めてもらえた。あまり自信がなかったからホッとする。バトルアニメにはほんの少しだけ慣れてきたけれど、いま授業のときぶりに実写のガイドをやろうとしたらかなり戸惑うんだろうな。まさか最初に慣れるのがバトルアニメになるとは思わなかった。


来週火曜のトークイベントの構成台本とスライドを作る。ヴァーチャル上でもちゃんと集まった感じがして、落ち着く空間にできたらいい。





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