朝、明日の夜、ジャンボピーマンの苗が届くとみなみから連絡が入る。
15分後、モロヘイヤと落花生の苗も余ってるから入れていい?と、3種に増えた。
自分では買わない苗たちを育てる楽しみに心が動き始めて、ようやく身体も動き始める。
前回the south farmから届いた野菜に、ホットケーキミックスの粉1袋と黒糖のど飴も入っていた。彩りとして入れてくれた心遣いを感じつつ、笑った。粉の袋は真っ白で、箱にきっと書いてあった分量や作り方がわからない。すぐに聞こうかと一瞬思ったけど、箱はもう捨てちゃってないと返事が来ると予想した。明日はどんなおまけが入っているんだろう。福袋を開ける気持ちで、明日の夜を待つ。
朝ごはんの前に、ベランダに出る。昨年買った青と白の紫陽花が綺麗に咲いた。去年よりも花付きがよく、大きい。7月までには剪定して、枯れ枝状態の休眠状態に入る。ひと月の花盛りを毎朝堪能できることは、想像以上に、心にうるおいを与えていると思う。
コットンはコバエにやられ、病気がち。発芽率は高く、双葉までは順調でも、本葉からの成長に伸び悩んでいる。6月頭に撒いた種が、もう発芽した。10日が目安だから2倍の速さ。気温が関係しているのか。綿をつけたまま顔を出し、重い土粒も持ち上げて芽を出す、力持ちな姿に元気をもらう。
お香を焚いて、映画編集のつづきに取り掛かる。昨日みなみに前半40分を送った。前回送ってから早くも1ヶ月が経ってしまった。後半の山を今朝までに仕上げたかったけれど、2時前に切り上げてしまった。
週末にコットンの様子を教えてくれる友人から「昨日しーちゃんが夢に出てきたよ!」と連絡をもらう。同じ種を分けたとは思えない、背丈の高い葉の写真を眺めながら、夢の内容も気になる。
「ちょっと不吉?だけど、史織が車のまま海に突っ込んで出られなくなっちゃって、私が潜って助けたの。」
不吉だ。「海に落ちる夢」で調べると、海が綺麗か汚いか、昼か夜かで暗示が違うらしい。
「綺麗な海で、昼間だったよ〜。」という返事に安堵する。
「なんかわざと海に入っていった感じだった!笑。車から出られると思ったら出られなかった感じ!」と聞いて、うーん、なんだかますます現実っぽい夢だと思う。
「車ごと昼間の綺麗な海に落ちる夢」というドンピシャのお告げがあった。
女性は赤ちゃんを授かるとか、捨て身のチャレンジを意味する、希望的な暗示らしい。
「今いるところから自由を求めてもっと広い世界へ飛び立ちたいという気持ちの表れ」
私をよく知る友人が見た夢として、納得しやすく、つじつまが合うのはこれな感じがする。
友人は8年前の7月、もう一人の友人を連れて一緒にマーシャルへ遊びに来てくれた。
ちょうど彼女が25歳の誕生日を迎える日、みんなで離島で一泊した。
昼間は凪いだ内海で、珊瑚が綺麗に見えた。きっと夢で見た海は、こんな感じ。
夕陽の時間は、天使の梯子が見えた。
今日は春眠舎という屋号で映画の企画、編集、配給、宣伝をする事業届けを出して5年目の日。
だからといって何かをするわけでもなく、ひたすら編集に集中できたことが、最高だと思う。
夜、オンラインでみなみと編集予定だったけど、後半ができてからすることになった。
「前半かなりよくなった!あともう少し!」とお尻を叩いてもらい、5年目にして、ようやく2作品目がもうすぐ完成する。
完成したら、バリアフリーの音声ガイドと字幕ガイドを自分たちでつける。
DVD化への道のりはまだ長い。
受講している字幕ライター講座は、あっというまに残りあと3回。今週の課題は評価対象。課題でなかったら見ないアニメは面白い。今回はロボットや人工知能システムの話。調べながらどんどん脱線して、寄り道しすぎてると締め切りに間に合わない。
今日4回目のお香を焚いて、目の体操をして、編集と課題に集中する。
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