午後休を取って、午後から取材を受ける。
6歳〜16歳まで、3つの教室に通った学習経験者としての体験談を話した。
幼少期を形成した習い事のひとつ。普段思い出さないことも思い出せて、楽しかった。
何より、初めてお会いしたライターと編集の方それぞれに、別々のところでつながった場所や人と深いつながりがあった。ひとつだけでもびっくりなのに、ダブルのミラクルな繋がりに、「引きが強いんですね」とライターさんに言われる。
寄り道して、帰りに改札内の本屋へ。
「世界を旅する」コーナーで目に留まった中谷美紀著「オーストリア滞在記」が、約3ヶ月の濃密に綴られた日記だった。どうしてタイトルを「日記」にしなかったんだろう。副題にも日記とあったら見つけやすいと思うのは少数派だろうか。
文具コーナーは10月始まりの手帳や日記が装い新たに陳列していた。
帰宅後、「新潮」創る人52人の2020コロナ禍日記リレーで、10月12日の日記を探して読む。
十月十二日(月)くもり
2時に目が覚めて、そのまま眠れなくなる。4時に起き上がり、仕事をする。
昼過ぎに本当にとてつもなく久しぶりに、友達が家にきた。誰かが自分の部屋にいることなんて何か月ぶりだろうかと思う。直接人と会えたことが本当にうれしい。
友達が帰ったあと、晩ご飯にサラダを食べて、仕事をし、1時ごろ眠った。すごく幸せな日。
コンビニで働いている(過去形かも)小説家の日記だとわかり、興味深く一週間の日記を読む。はじめて小説を読んだ時の衝撃は忘れられない。
だいたい「0時に目覚めて」、「23時くらいに寝てしまった」と日記に綴る生活では「目の前が真っ白になって倒れることがよくあるので」「吐き気と眩暈がする。けれど、仕事をちゃんと進めている時はいつものことだと思った」など、身体が発するレッドカードのオンパレードで心配になる。
「ハニーランド 永遠の谷」を途中まで見て、お風呂に入る。
どう終わるのか気になって仕方ないから、明日早いけど見てから眠る。
昨日から携帯のロック画面をクリームにした。明日もクリームにパワーをもらおう。